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前回記事の続き。
ソニーストアから注文していた「VAIO Pro 13」(SVP1321A1J)が届きました。
段ボールの中に黒いVAIO箱。
箱の中は2段に分かれていて、上段にはPC本体が入っている。
箱の下段には、保証書や電源コンセント類が入っている。
左側面は、電源ジャックと排気口のみ。
天板は、開いたときにロゴが見えるように逆向きになっている。 ロゴは鏡面仕上げ。 表面はマットな質感。
裏面もマットな質感。
液晶とキーボードの間には、専用のクロスが付属する。 液晶画面を保護する役目と、拭く目的と思われますが、非タッチパネルモデルにも付属している。
光の加減で見辛いが、キーボード面はマットな質感。 パームレスト・タッチパネル回りは、ちょっと高級感がある(ように見えるだけ)。
右側面は、HDMI出力、USB3.0×2つ(1つ充電可)、ヘッドホンジャック、メモリーカードスロット。
背面はマットな質感のシルバー。
ノートパソコンを開くと、液晶ディスプレイ部が机に接触して自立する設計。 そのため、ボディと机に隙間が空き、熱くなりにくくなっている。
電源アダプターは小さ目で持ち運びしやすい。
上記構成で、163,800円。
Windows エクスペリエンス インデックス
(Windows8での調べ方:コントロールパネル→システム→Windows エクスペリエンス インデックス クリック) |
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コンポーネント
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評価とは
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サブスコア
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プロセッサ
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1秒あたりの計算
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6.9
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メモリ(RAM)
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1秒あたりのメモリ操作
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7.9
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グラフィックス
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デスクトップ グラフィックス パフォーマンス
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5.9
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ゲーム用グラフィックス
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3D ビジネスおよびゲーム グラフィックス パフォーマンス
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6.5
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プライマリ ハード ディスク
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ディスクのデータ転送速度
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8.6
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グラフィックスが最も低い結果となりました。 内蔵GPUなので仕方がありません。
プライマリハードディスクは8.6と好結果に。
本器モデルは、256GBのSSDモデルを搭載しています。 SSDの中身は、「SAMSUNG MZHPU256HCGL-00000 256GB」でした。
PCIeに対応しているため、最大約1000MB/sの超高速動作します。 USB3.0対応の外付けHDDからの転送も申し分ない速度。 桁違いのスコアは初めて見た。 何をやるにもキビキビ動作して気持ち良く、この速度を体感すると他のマシンには戻れません。
とても評価の高い液晶ディスプレイですが、微妙な点も。 IPSパネル(トリルミナスディスプレイ for mobile)を搭載しているため、高精細で写真はとても綺麗に見えますが、テキストやその他の項目の大きさを100%に指定するとかなり目が疲れます。 デフォルトの125%で使うのであれば無理してフルHDの機種じゃなくてもよいかもしれません(ThinkPad X1 Carbonなど)。
また、タッチパネル非搭載機は非光沢液晶であるものの、ハーフグレア液晶なのでギラツキがあり、これもまた目を疲れるかもしれません。 背景が白色だとより感じます。 自宅で使うときは、HDMIで外部ディスプレイに出力して使っているので関係ないのですが。
アイソレーションタイプのキーボード。 極薄のウルトラブックでキーストロークは1.35mmと浅いですが、キーピッチが19㎜のため、打ち難さはさほど感じず打鍵感もそれなりです。 キー中央部をしっかり打たないと反応しないことが多く、方向キーは特に打ち難い。
ThinkPadを使った後に、キーボードを触ると極端に打ち辛く感じますが、これはどのノートパソコンでも同じ結果となるでしょう。 キーボードはバックライトがついていて初期設定で発光しますが、暗い場所で利用しないため点灯しない設定に変更しました。
今回一番クセモノなのがOSのWindows8。 まずセッティングをするのにも一苦労で、Windows7の出来の良さを改めて感じました。
タッチパネル非搭載モデルのため、基本的にWindowsキーとの組み合わせを覚えないととてもじゃないけどやってられない。 これはタッチパネルがついていても同じかもしれませんが。 WindowsXPから利用してきた古いソフトウェアもほとんどが起動することができたのは良いです。
※Classic Start Menuを入れ、数日使っていたら慣れました。 スタートメニューがあるだけで劇的に使いやすくなります。 Windowsの起動は電源を入れると同時にすぐ使える感じで、最近の液晶テレビより起動が早いくらい。
ちょっとした負荷がかかるとすぐにファンが高回転して煩いです。 薄型機種特有の耳障りな音がします。 今までの機種が静かだっただけに、少々不快不快。
CPUとファンの設定で静かさ優先にしているにも関わらず、突然回りだします。 何もしていないのに回りだすことが頻繁にあり、AviraのReal-Time ProtectionやWindowsの自動更新が原因かもしれません。
ファンが煩いと感じたときに、CPU負荷率をチェックすると10%台なので、何だかよくわからない。 部屋の温度はエアコン設定26~28度。
※ファームアップデートプログラムでファンの回転速度と煩さは改善しました。
ボディ外観はマットな感じで落ち着いていてとても良い。 VAIOロゴも鏡面シルバーではなく、もうちょっと落ち着いた色にしてほしかった。 パームレスト部だけ質感が違っているがこれも悪くない。
キーボード回りは若干凹んでいます。 悪く言えば歪んでいるのですが、おそらく究極薄型にした結果ということでしょう。 Ultrabook(ウルトラブック)なので軽くて持ち運びやすい。 東レ製のUDカーボンを採用していて、クロスカーボンよりも軽くて強いとのことですが、超満員電車などで押しに対する歪みは耐えられるかどうか微妙。 外装は耐えても中身の基盤は曲がるかもしれません。 ボディは930g程度。
USB3.0は2つ(1つは充電可能)しか付いていないため、Bluetoothを積極的に利用したいところ。 外部出力はHDMIが1つ。 ヘッドホン端子が1つ。 SDメモリーカードスロットが1つ。
新品時は負荷がかからない作業であれば7時間くらいは余裕で持ちそう。(公称値では、内蔵バッテリー13時間、シートバッテリー利用時は、駆動時間は約2倍に拡張) ACアダプターは充電用のUSBポートもついている。 230~240g。
Windows8を最大限に利用するには、タッチパネル+タッチパッドと組みあわせる必要がありそうですが、個人的にマウスを利用しているため評価できず。 タッチパッドのみで少し利用してみて、いたって普通のノートPCのタッチパッドに感じました。 タッチパッドには、NFCセンサーが搭載されていて、スマホや外部キーボードなどの対応機器との連携がワンタッチで可能となっています。
CPUはHaswell(ハズウェル・ハスウェル)のCore i5-4200U(1.60GHz)ターボブースト時は最大2.6GHz、3次キャッシュメモリーは3MB。 ある程度のCPUになると、ハードディスクの性能のほうが体感的には重要になります。 HDDは搭載していないので、SSDですね。
メモリは8GBにしましたが、Windows8ではメモリ消費量が少なくても済むようです。 動画編集や画像編集などをしないならば、4GBでも足りるかもしれませんが、8GBあると快適。
アップデートが頻繁に行われているものの、無線LANやBluetoothのドライバに不具合があります。 無線LANは切断されることが多々あり、BluetoothはVaioCareとドライバの不具合で起動エラーが多いです。 削除&インストールを何十回も繰り返してようやくまともに起動することもあるが、シャットダウンすると元通り。 ソニーのサポートに電話し、リモート操作で確認してもらったが、無線担当者でも直すことができず、OSのリカバリを勧められた。 まだ、ドライバのアップデートが十分になされていないと感じました。
CPU:Core i5-4200U(1.60GHz)ターボブースト時は最大2.6GHz、3次キャッシュメモリーは3MB
液晶ディスプレイ:13.3型ワイド液晶、フルHD(1920×1080)、タッチパネル非搭載
記憶装置:ハイスピードSSD(PCIe)256GB
メモリ:8GB(オンボード)
グラフィックカード:CPU内蔵(インテルHDグラフィックス4400)
光学ドライブ:非搭載
テレビチューナー:非搭載
無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n準拠、WPA2対応、Wi-Fi 適合 最大送受信速度:300Mbps
Bluetooth:Bluetooth 4.0+HS準拠
NFC:NFC搭載
対応SDメモリーカード:SDHC、SDXC、UHS(SDR50)、著作権保護機能(CPRM)対応
カメラ:フロントカメラ “Exmor R for PC” CMOS センサー搭載HD ウェブカメラ (有効画素数92 万画素)搭載
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