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約3㎝の近接無線技術TransferJet。 友人がTransferJetの開発に携わっていたので興味本位で「TJ-MUA00A」を購入してみました。
Transfer Jetは、パソコン、スマートフォン、タブレットなど配線を繋がずとも無線でファイルを高速転送することができる技術です。
本製品は、USBアダプタ（TJ-UA00A）版とMicroUSBアダプタ（TJ-MU00A）版がセット販売されています。
ワイヤレス接続というと遅いというイメージがありますが、このTransferJetの技術は、かなり高速転送できる仕組みいなっています。
2015年現在、通信速度が速い順に、【TransferJet】＞【Wi-Fi】＞【LTE】＞【3G】＞【NFC】の順となっていて、理論値としては最大560Mbps、実行速度は375Mbpsとなります。
ただし、アダプタ同士を3㎝以内にくっつけないとエラーが起きてしまうので、注意が必要です。
写真（画像）で紹介
東芝 Transfer Jet「TJ-MUA00A」 パッケージ
このパッケージ開け口が無いので、はさみで切り取る必要があります。 なかなか開けにくい上、プラスチックが硬すぎて尖っている部分で手を少し切ってしまいました。 注意しましょう。
PC周辺機器メーカーは、このへばりつくタイプのプラスチックを採用する傾向にあります。 壊れにくさや、盗難対策でしょうか。
東芝 Transfer Jet「TJ-MUA00A」 サイズ
2cm以下で指の第一関節位のサイズ。 取り外して置いておいたら、無くしてしまいそうな程小さいです。 左側がパソコン用のUSBタイプ、右側がスマホやタブレット用のMicroUSBタイプ。
東芝 Transfer Jet「TJ-MUA00A」 取扱説明書
同梱物は取扱い説明書だけしか入っていません。 基本は「WEBで」的な。
東芝 Transfer Jet「TJ-MUA00A」 パソコンとスマホを接続
VAIO Pro 13は、USB端子が2つしかないので、USBハブにTransferJetを差して、スマホと繋いでみます。 当然これだけでは認識しません。
★セットアップ
パソコン側には、「TransferJet Utility（Windows用）」をインストールし、スマートフォン側には、Google Playから「TransferJet App」アプリをインストールしておく必要があります。
あとは、指示に従って進めて、端末同士を近づけると勝手に認識するので、Bluetoothより誤動作が少ない印象を受けました。
メリット・良かった点
★無線
配線がごちゃごちゃせずに済む。
★転送速度
無線にしては無茶苦茶早く感じる。
体感速度はUSB2.0くらい。
インターフェイスがUSB2.0なので、当然といえば当然ですが。
★サイズ
小さくて軽い。
USBタイプは1.5g、MicroUSBタイプは2.1gしかない。
デメリット・悪かった点
★通信距離
通信距離は数cmしかないので、端末同士を近づける必要がある。
これだと配線繋いでも、あまり変わらないのでは？
そもそも、近接無線転送技術＝TransferJetなので、近くないと駄目を否定するのもアレだけど。
仕様（スペック）
★TJ-UA00A（USBタイプ）サイズ
高さ 24.3mm × 幅 15.0mm× 厚さ 7.0mm
重さ 約1.5g
★TJ-MU00A（MicroUSBタイプ）サイズ
高さ 21.0mm × 幅 24.7mm× 厚さ 7.8mm
重さ 約2.1g
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