レビューラボ

ソニーのミラーレス一眼カメラ「α6000 ダブルズームレンズキット」を購入した(レビュー)

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パナソニックのFZ200の液晶が破損して使い勝手が悪くなってきたため、ソニーのミラーレス一眼カメラ「α6000 ダブルズームレンズキット」を購入しました。

カメラの選択

条件は、とにかくオートフォーカスが速い事、動体に強い事、小型なこと

一旦売り払って、もう買わないだろうと思っていたαシリーズを、またしても購入することに。 これまではAマウントでしたが、今回はEマウントなので、実質は違うシリーズとなるので、また新しいレンズを揃える必要があります。

マウントアダプターを使用する手段もありますが、専用設計のレンズのほうが写りが良いですし、小さいボディに大きいレンズをつけるとバランスが気になります。

とにかくAFが圧倒的に早い。 ミノルタ時代から、とにかくAFだけはいつもドンケツ、動体は無理!諦めてキヤノンにしなさいと言われ続けたαがソニーによってついにクラス最速に。 実際、何度も店頭で確かめたが、確かに速い。 やればできるじゃないですか!

ボディはα6000に決定するとして、レンズをどうするか。 使用感や、使用頻度の高そうな焦点距離からすると「Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z」か「E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G」の2択。

価格.comを3ヶ月くらい眺めていて、ジョーシンで、「α6000 ILCE-6000Y ダブルズームレンズキット」が65,960円で売っているとの情報があったので、即注文しました。 価格.comの最安値で87,000円位しますが、なんと2万円位安い。

写真(画像)で紹介

α6000

α6000

ジョーシンのネット通販購入。

α6000 明細書

「α6000 ILCE-6000Y ダブルズームレンズキット」が65,960円。 「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650」と「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210」の2本がキットレンズとして付属しています。

α6000

α6000

α6000

α6000

ダブルズームキットの場合、SELP1650は、カメラ本体に装着された状態で出荷されていて、リアキャップはついていないようです。

α6000

α6000

α6000

α6000

α6000

α6000

α6000

液晶は3.0型ワイドTFT液晶、921,600ドット。 カメラ背面に対して上約90度、下約45度のチルト。

α6000

モニター保護セミハードシート PCK-LM17

予め1,490円購入しておいた「モニター保護セミハードシート PCK-LM17」。 純正なのでちょっと高め。

リストストラップ STP-WS2 B

ストラップも2,030円で購入。 「リストストラップ STP-WS2 B」。 首から掛けるタイプのストラップは付属していましたが、小型カメラなのでハンドストラップが欲しかった。

モニター保護セミハードシート PCK-LM17

α6000 モニター保護セミハードシート PCK-LM17

純正品ですが、若干サイズが小さいので、何度か貼り直し…。

リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50

リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50

専用電池。 リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50。

α6000

α6000

α6000 ストラップ

マイクロUSBケーブル ACアダプター「AC-UB10」

マイクロUSBケーブル、ACアダプター「AC-UB10」。

SEL55210 α6000

SEL55210とα6000の組み合わせ。 かなり細長い。

α6000

充電器が付属していないので、別途購入する必要があります。 本体にUSB充電も可能ですが、かなり時間がかかります。

メリット・良かった点

★オートフォーカス性能
一瞬でピントが合うオートフォーカス。 これだけ早いのは高級機レベル、というのは言い過ぎか。 ただし、高級機のようにジャストピンはありません。 合掌が速くても、ピントが甘ければ意味がないです。

★DMF
そこで活用するのが、DMF。 オートフォーカスである程度合わせて、あとは微調整可能。 完全マニュアルだと面倒ですが、これなら手軽に使えます。 ただし、動く被写体に微調整は無理なので、静物が対象です。 多人数のポートレートだとポージングをコロコロ変えられてしまうので、ピタッと止まってくれないモデルだと、DMFは使い難い。

★Wi-fi
スマートフォンにWi-fiで転送することが可能です。 SNSやLINEをやっているならば、撮ってすぐにアップすることができるのは便利。

★デザイン
上が出っ張っていないので、嵩張らずに持ち運びしやすい。

★カスタムボタン設定
カスタムボタンに好きな項目を登録で来て、すぐに呼び出しできて便利。

★価格
ボディ単体で5万円弱、コストパフォーマンスにも優れています。 オートフォーカス性能が優秀で、初心者にも使いやすい機種です。

デメリット・悪かった点

★充電速度
充電が非常に遅い。 満充電までに約310分。 電池ひとつ充電するのに、5時間以上かかります。

★バッテリー
バッテリーの持ちはあまり良くないです。 背面液晶よりもファインダー使用のほうが、電池の減りが速く、電子ファインダーのせいかもしれません。

★レンズラインナップ
Eマウントのレンズラインナップが少ない。 これはカメラのせいではない。

★液晶性能・ファインダー性能
液晶は綺麗でも、炎天下や逆行などでは共に見づらいです。 他の機種でも同じく、ファインダーの四隅をしっかり囲ってるかどうかでだいぶ違いがあります。

★顔認識性能
顔認識を自動で行うことが可能で、この機種は顔が真正面を向いていないとなかなか認識しません。 他の機種ですと、ちょっとくらい横を向いていても顔と判断してくれるものもあり、角度があると駄目かもしれません。 瞳AF割り当ては、顔認識したら自動で瞳AF機能を働かせても良い。 コスプレなどは、メイクが濃かったり、カツラをかぶっているとまるで認識しなくなる。 カラーコンタクトなども影響しているのか?

★縦位置グリップ
純正の縦位置グリップが存在しないし、今後も作られる予定はないそうです。 私は縦位置撮影ばかりなので、α7も検討しましたが、晴天でのオートフォーカス性能はα6000のほうが上でした。

複数の店員に聞くと、ミラーレスで小型に特化したカメラなので、バッテリーグリップをつけてしまうと大きくなるので発売しないとのこと。

用意するとしないは別のことで、必要ない人は買わなければよいし、高くても買う人は買うわけで。 それにバッテリーグリップではなく、縦位置グリップとして使いたい人もいます。 発売されないのは、液晶はチルト(上下)しか動かないのも一因ではないでしょうか。

社外品でDODA-Eという製品がでているがいかにも質感がチープなので買う気になりません。 縦位置派としては、フリーアングルだとかバリアングルだと嬉しいのですが。


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