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「Intel SSD 320 Series 120GB(SSDSC2CT120A3K5)」と「ウルトラベイスリムセカンドHDDアダプター」を購入&換装した(レビュー)

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Intel SSD 320 Series 120GB(SSDSC2CT120A3K5)

Intel SSD 320 Series 120GB(SSDSC2CT120A3K5)

SSDも値下がりしてきたので、「Intel SSD 320 Series 120GB(SSDSC2CT120A3K5)」と「ウルトラベイスリムセカンドHDDアダプター」を購入&換装してみました。 主要製品も120GB程度なら1万円前後とお手軽価格になっています。

1.準備段階

Intel SSD 320 Series 120GB(SSDSC2CT120A3K5)

SSDをPCに接続するためのSATA-USB変換ケーブルは付属していません。 説明書によると添付品に含まれていて、変換ケーブルで接続するように書かれているのですが、どうやらボックス版SSD製品には、リテールボックスとリセラーボックスボックスが存在していて、リセラーボックスの方には付属していないようです。

SATA-USB変換ケーブルが必要な人はリテールボックス版を買う必要があるので注意しましょう。

2.HDD→SSDへの完全複製

Intel SSD 320 Series 120GB(SSDSC2CT120A3K5)

新しいSSD。

SSD換装

古いHDD。 ノートPCから取り出したところ埃だらけだったため、エアダスターで吹き飛ばし清掃。

Intel SSD 320 Series 120GB(SSDSC2CT120A3K5)

SSD、HDD並べてみた。

クローン HDDスタンド MAL-2235/S

SATA-USB変換ケーブルがないと複製するのが困難なため、手持ちのマーシャル(MARSHAL)の「クローン HDDスタンド MAL-2235/S」を利用した。

これはパソコンが無くても、HDD2つ差せば、コピーボタンを押すだけで完全なクローン(OSもリカバリ領域も完全クローン)が作成できるとても便利な製品。 1時間ほどで無事複製された。

3.SSDをノートPCに組み込む

複製したSSDをThinkPadに装着して起動確認。 インテルのホームページから「Intel Solid-State Drive Toolbox」の最新版をダウンロード&インストール。 このツールボックスには、Intel SSD Optimizerの項目があり、Windows XPでもTrimができるようです。

4.Windows XP向けの設定

○デフラグ無効化
○一時フォルダ(TEMP)の移動
○仮想メモリ(ページングファイル)の設定変更
○ディスクの書込みキャッシュを有効にするのチェックを外す
○メールデータ&マイドキュメント保存先の移動
×アライメント調整
×システム復元の無効化

5.セカンドドライブの実装

ウルトラベイスリムセカンドHDDアダプター

元々ついていたHDDをセカンドドライブとして使用するために、「ウルトラベイスリムセカンドHDDアダプター」を購入しました。 ThinkPadなのでドライブは差すだけで簡単に認識し、必要に応じてCDやDVDなどの光学ドライブと交換することも簡単。

6.ダウンロードフォルダの移動(セカンドドライブへ指定)

○Firefox
○Sleipnir(IE)
○Google Chrome
メインのSSDドライブは、容量が少ないので、セカンドドライブをダウンロード先のフォルダとして指定する。

7.完了

WindowsXP用のノートPCに搭載されていたHDDは、5,400rpmのものからSSDに変更したので期待していましたが、爆速というほどの変化はありませんでした。 数値的には3倍程度早くなっていますが「Intel SSD 330 Series」のSATAが6.0Gb/sなのに対し、「ThinkPad R61」のSATAの制限が1.5Gb/sのため、ボトルネックでSSDの性能がまるで引き出せていない

事前にわかっていましたが期待しすぎたせいもあり、体感的な速さは感じません。 事前にRAMディスクを作成してしまっているため、疑似SSDアシストに近いような感じになっているので、プライマリをSSDに変えることによる効果は大幅に向上することは無かった。

当然Windows7+Corei7の「Vaio SE」に搭載したSSDは、スペックを完全に引き出せているので超爆速です。 XPにSSDを搭載すると、全体的にキビキビした動作でそれなりに早くなるものの、私はスリープ派で滅多に再起動とかシャットダウンはしないのでSSDの恩恵はそこまで受けれないのかもしれない。 毎回シャットダウンする人には良い商品だと思います。


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